結婚と共に難しさが増す女性の転職

私は23歳のときに結婚をしましたが、以前に比べて転職するのがとても難しくなったように感じています。


面接の時点で、「結婚しているんだね。お子さんの予定は?」と必ず聞かれ、「子供できたらどうせすぐ辞めるんでしょ?」と決めつけたような言い方をしてくるひどい企業までありました。


たくさん勉強して事務系の資格を取得したので、実務経験もあり以前は採用してもらえることが多かったのですが、子供の話を持ち出してくる企業で採用してくれるところはまずありませんでした。


産休や育児休暇など、働いている社員が取る分には問題がないのかもしれませんが、これからすぐ戦力外になるだろうと勝手に予測されてはじかれてしまうのはどうなのかと本当に悲しくなりました。

 

正社員だけでなく、パート・アルバイトの求人でも「若いんだから子供ほしいでしょ?」と言われ、面接を受けるのが嫌でたまりませんでした。


もっと社会全体が女性が働くということに対して考えなければならないのではないかと思った私の転職体験でした。

 

女性が転職先を決めるとき考えること

女性が転職する時って何を考えるのでしょう。「正社員で雇ってもらえるのかどうか」ということでしょうか。アルバイトが希望だとしたら「時給の高さや働きやすい時間か」ということでしょうか。

 

女性が転職する時はいろんなことを考えます。男性はお金のことが1番かもしれません。家庭がある身ならなおさらお給料のことが1番気になって、そこに焦点を合わせているのでしょう。

 

だけど女性ってお給料のことだけで転職先を決めれないんです。

 

経済的な問題があればお給料が多い転職先を探すのでしょう。せっぱつまっていない状態で、それでも働かないわけにはいかないから遊んでいるわけにはいかないからと考えての転職は、「自分にとって働きやすいかどうか」ということを大切に考えると思うのです。

「この仕事を続けられるだろうか…」というような不安は働いているうちにじわじわ感じてくるものです。転職先を決める時には「雰囲気はどうか自分に合う職場か」ということ抜きには考えられません。