年収を確実にアップさせたいなら 重視したいポイント3つ

せっかく転職をするのならばできるだけ良い待遇の会社に行きたいものですよね。

 

私も転職の理由の一つが年収の伸びがないことだったので、年収を上げるためには努力をしました。

 

そのためには仕事をただ単純に「面白そう」だからと選ぶのではなく、幾つかのポイントを掴んで仕事を選ぶ必要があります。

 


◎資格が給与に反映される会社に入る
最も確実に年収を上げたいのならば、資格に対する手当が支給されている会社を選ぶようにします。

 

こういった会社は社員を育成する風土があり、きちんと手当という形で社員の頑張りを評価してくれます。技能手当で基本給に加えて固定としての手当を支給するのは、会社にとっては大幅な人件費の増加になりますが、一時的な報奨金ではなく、手当としてしっかりと評価をするというのが、社員を自分の会社に長くいて欲しい、働き続けて欲しいという意志の表れでもあります。

 

一時的に資格の取得を奨励してもせいぜい資格試験の費用を負担してくれるぐらいで、社員に対して努力をさせた見返りを用意しない会社も多いです。

 

資格さえあればその人間が有能といえるとは限りませんが、目標に対し努力をする人間であることが証明できますし、やはり資格を積極的に取得する人間は仕事に対しても前向きな人が多いですよね。

 

それが自分の給料に反映されるのでしたらこれから先のやりがいにも十分繋がります。自分を高めていく意味でも、働きやすさや会社の社員に対する姿勢を見る意味でも資格取得手当てをくれる会社に入ることは、自分にとって大きなメリットになります。

参考:資格を取ると給与は上がるの? 資格取得に対して会社が行う援助の現状とは? - キャリトピ|転職@type

 


◎新規事業部の起ち上げに応募をする
私が特に推奨したいのはこれです。

 

実際に自分が入ったのもIT系の人材があまりいない会社で、ネット上でのプロモーションを専門的に行い、ネットショップを担当できる人材を求めるというものでした。そのためのサイト全体のディレクションや集客のための各種の施策、サイトの内容を充実させるためのコンテンツの作りこみなどをできる人材を求めていました。

 

私はネットショップをやったことはありませんでしたが、コンテンツを作り、長くファンになってくれるサイトを作る自信は、これまでの経歴からあったので、応募して採用されることに成功をしました。


新規事業部が給料アップにつながりやすく、仕事もしやすいのには以下の理由があります。


・社内に前例のない仕事なので、上からいちゃもんを付けられることが少ない
→ 部長クラスだけではなく、役員クラスが色々と仕事に対して結果を出せ、結果を出せと口を出すだけではなく、仕事のやり方がどうなのかと文句をつけてくることは多いですが、新規事業の場合は年が行っている人ほどわからない内容の仕事が多いので、口を出したくても年配の役員などは出せません(笑)。なにか言ってきても専門用語で返せば、わかったようなふりをしてそそくさといなくなってくれます。あれこれ口出しをされないのはストレスがたまりません。

 

・基本的にゼロベースなので、成果が認められやすい
→ これまで会社の中になかった仕事をするということは、そこでの売上は0だったということです。もちろん事業部の起ち上げに目標売上などは設定されるでしょうが、1年目から無理な目標を設定されることは少ないです。1、2年目はそれほどプレッシャーもなく、逆に想定以上の利益を出せば評価が上がります。

 

・顔を広めやすい
→ 既存事業部の欠員補充などの場合はその事業部の中で仕事をすることになり、自分に対しても、しっかりと上司が設定されます。しかし新規事業部の場合は他の面子も転職組であったり、社内のいろいろな部署から集められてきた人間であったりするので、色々な部署の人間と知り合いになりやすく、自分の顔も広めやすいです。社内政治を気にすることもなく、動きやすいポジションと言えるでしょう。

参考:新規事業を受ける際の志望動機の書き方と例 | 就活のことならキャリアパーク

 


◎将来性のある業界や会社に入る
そしてもっとも重要なのがその会社、そして業界の将来性があるかどうかということです。

 

私がいた紙の出版関係の仕事は、大手でも単行本や雑誌の売上は右肩下がりであり、不動産で利益を出している何の会社かわからないような状況になっていました。それならば不動産関係の会社にでも行ったほうが、儲けるためだけならばよっぽどいいですよね。

 

大手の会社に行けば待遇はおしなべて良いですが、それでも沈んでいく業界に行くことは得策ではありませんし、ただでさえ伸びている業界に入れば、運が良ければ自分がなにもしなくても、他の部署が業績を伸ばし、棚ぼた的にボーナスがすごく支給された、なんてこともよくあります。それは単なるラッキーではなく、伸びている会社、業界を見据えた転職をしたかラ結びついているのだと言えます。

 

だから転職をする会社は、将来性を考えて決めるようにしましょう。

 

給料を上げるには、自分の実績を会社に認めさせる、そして実績を作るには会社の中のある仕事を受け継ぐのではなく、全く新しい場所から売上を作るのが最も近道になります。そしてお金を集まる会社とは、今伸びている、将来伸びる会社です。これらのポイントを守るようにすれば、年収を上げることは決して難しくないです。

参考:将来性を見間違い後悔する人と成長企業に就職する人7つの違い - モチベーションは楽しさ創造から

一番将来性のある業界 伸びる業界ってどんな業界だと思いますか?私は日... - Yahoo!知恵袋